この記事は、以下のような疑問がある方にお勧めです。
・失業保険受給中、待機期間、給付制限中に妊娠した場合、受給継続できるか?
・延長手続が必要なのか?
・妊娠中も無理なくできる求職活動は?
妊娠中も、できれば失業保険を満額受給したいですよね。
妊娠中の失業保険受給について、ハローワークとのやり取りや受給完了までの実体験をご紹介します。
※あくまで私個人の体験に基づくことを記載していますので、ご参考までに。
妊娠中も失業保険を受給できるのか
私の場合、失業保険の申込手続き後に妊娠しましたが、そのまま受給継続し満額受給できました。
受給期間の延長申請をしなくてはいけないのかな
と思い、ハローワークの担当者に妊娠したことを伝えたところ
妊娠中であっても、求職活動ができるのであれば受給できる。
もし体調面などで求職活動ができない状態であれば、その際は延長申請をするように。
との回答があり、妊娠中も求職活動を必要回数実施することでそのまま受給できました。
つわりなどで、セミナーへの参加などの求職活動も難しい場合は延長申請をすれば良いので、無理せず体調と相談しながら、受給を継続するか延長するかを選ぶことができるのは良いな、と感じました。
妊娠中も気楽にできた求職活動については、下の方で紹介しています。
ハローワークの担当者曰く、
就職できるかどうかではなく、就職に向けた求職活動ができるかどうかで考えている。
とのことでした。
他の方のブログを読むと妊娠中の受給に苦労された方もいらっしゃるようなので、管轄するハローワークや担当者の方によって判断が異なるかもしれませんが、特に問題なく受給継続できたので良かったです。
求職活動実績の作り方
次に、妊娠中でも無理なくできた求職活動実績の作り方をご紹介します。
私は、以下の2つ、特にオンラインセミナーの受講が一番気楽に実績作りができました。
・転職サイトの無料オンラインセミナー受講
・認定日の手続き後に、そのままハローワークで就職相談
失業保険を受給するには、求職活動を最低でも初回の失業認定日までは1回、それ以降の認定日までは2回行う必要があります。
求職活動には以下のものが挙げられます。
・求人へ応募
・ハローワーク主催のセミナー、職業相談などへ参加
・転職サイトのセミナーへ参加
・資格試験の受験(転職に役立ちそうなもの)
求職活動実績作りのために、履歴書を作成するのは大変だし、企業へ申し込んでも企業側は迷惑だろうな。
ハローワークへ何回も足を運ぶのもちょっと…
という気持ちがあり、転職サイトのオンラインセミナーと認定日に就職相談(@ハローワーク)の方法が気楽に実績作りができました。
認定日に就職相談@ハローワーク
認定日は必ずハローワークへ行く必要があります。
前回の認定日当日から次の認定日の前日までに2回求職活動をする必要があり、認定日当日に職業相談等を受けてから帰れば、次回までに必要な2回のうち1回は求職活動をしたことになり、何回もハローワークへ通わなくて済みます。
職業相談自体は、話す内容にもよりますが、
5~15分程度/回で相談員の方との相談は終わり、時間もかかりませんでした。
ただ、職業相談待ちの方が多いと呼ばれるまでに待ち時間が長くなることもありました。
私は求職活動実績作りのために職業相談を受けていたため、数回目の時には、スタッフに「この人はあまりやる気ないな」とばれて、すこし気まずかったので、オンラインセミナーの方が気楽でした。
転職サイトでオンラインセミナー受講
転職サイトで無料のオンラインセミナーを受講し、認定日に「セミナー参加した日+参加したことが分かる」の記載があるものを提示することで活動実績としてみなされました。
具体的には、セミナー受講後に送られる下記のものを提示します。
参加証明を発行していないセミナーも何度か受講しましたが、参加証明でなくでもメールの文面に例示のような記載があればOKでした。
メールや参加証明を印刷して提出する必要もなく、携帯の画面で見せて、担当者の方が日付と参加したことを確認できれば問題ありませんでした。
オンラインセミナーは、受講者のカメラはオフで受けるものが多く、体調がすぐれない時でも気楽に受講できたので良かったです。
参加証明はなくても良いですが、転職サービスのDodaは参加証明の発行もあり、私はこちらを受講していましたのでご紹介します。
- 参加証明書の発行あり
- セミナー後のアンケートに回答すると参加証明メールが送られてくる。
受講当日~翌日には、下記のような参加証明メールがおくれてきます。
求職活動実績で使用することを考慮して送ってくれているのでありがたいですね。
メール文面中の「▼失業認定申告書に記載する情報はこちら」の覧をハローワークの方が確認し、申告した内容(受講日など)と同じであることが確認できればOKです。
私は1時間以下のセミナーを主に受講していました。体調が優れなくても、カメラマイクオフのため横になりながら聞くこともでき、妊娠中の求職活動として重宝していました。
※セミナーの中には、参加証明書の発行がないものありますので、セミナーの概要覧でご確認の上、お申込み下さい。
参加証明書がなくても、後日送られてくるフォローアップメール(面談しませんか?、アーカイブ動画をお送りいます。など)に、受講したセミナーの受講日、セミナーの名の記載があればそれで問題ありません。
私は、参加証明書の発行がないセミナーを受講し、フォローアップメールに受講日とセミナー名の記載がなく(たまたまかもしれませんが)、求職活動実績として使えなかったことがあったたため、参加証明書の発行をしているDodaのセミナーを基本受けていました。
まとめ
今回は、
失業保険受給中に妊娠した場合に失業保険を受給できるのか、
妊娠中もできる気楽な求職活動実績の作り方
についてご紹介しました。
妊娠中であっても、求職活動ができるのであれば受給でき
オンラインセミナーを活用して無理なく求職活動実績を作り
無事に満額受給完了できました(体験談)。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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